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「事務局のサポートに感謝したい」 ─ 中医協、2010年度改定を答申

改定答申前2012.jpg  約300人分の座席が用意された厚生労働省2階の講堂には、200人を超える一般傍聴者や報道関係者らが集まった。答申書を足立信也・厚生労働大臣政務官に手交した中医協の遠藤久夫会長は「非常に積極的で今までにないような多様な視点からの議論を頂いた」と委員らに感謝の意を表した。(新井裕充)

 手術や検査など医療の価格を審議する厚労相の諮問機関・中央社会保険医療協議会(中医協、会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)は2月12日、厚労省が示した「平成22年度診療報酬改定の主要改定項目案」を了承し、長妻昭厚労相に答申した。

 中医協は昨年9月の政権交代を受け、同月30日の審議を最後に1か月の空白ができた。その遅れを取り戻すべく、日本医師会執行部が外れた"新体制の中医協"は11月から週2回、1日4時間以上のハードスケジュールで集中的な審議を続けた。

佐藤敏信・医療課長0212.jpg 「我々としては『放り投げた』というような形で事務局(医療課)に次から次へと(資料の準備を)要請したが、非常に短い時間の間に適切な資料を出していただいた。それにより、我々もエビデンスベースの議論ができた。大変感謝したい。事務局のサポートに感謝したい」─。

 遠藤会長はこのように述べ、事務局を務めた保険局医療課の担当者らの労をねぎらった。足立政務官も、「命の重さを感じさせる答申書」と評価した。

 衆院予算委員会の途中で駆け付けた長妻昭厚労相は「皆様方の思いを受けたこの答申を行政の立場として、その理念を実現していくべく取り組んでまいりたい。我々も改善すべきところは改善していきたい」と挨拶した。
 

【目次】
 P2 → 医療・介護提供体制のグランドデザインを描けるか
 P3 → 「命の重さを感じさせる答申書」 ─ 足立政務官
 P4 → 「改善すべきところは改善していきたい」 ─ 長妻厚労相
 P5 → 「多様な視点でエビデンスベースの議論ができた」 ─ 遠藤会長

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