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ニュース〜医療の今がわかる

臨床研修検討会6

まずは速報。意見のとりまとめ

風邪で頭が朦朧としているので本日すぐの議事録アップはご勘弁いただいて、ポイントだけ。

ここの所何回か、舛添大臣は自分で立ち上げた検討会なのに、カッチリした結論が出そうになると、それを緩めよう緩めようとする。今回の取りまとめも何か気に入らないところがあったのだろう。

とは言いつつ、いろいろと意見は出されたものの、大臣退席後の最終段階で事務局が「大きな方向性はこれでよろしいかだけ確認させていただいて細かい点については、ご意見をくださった皆様とご相談させていただきたい」と言ったのに対して、誰も異論を挟まなかった。なので、この方向で臨床研修制度が見直されると思われる。

注目される見直しの方向。

(1)のプログラムの弾力化は、今以上に多様性を許容するのかということと、成果や質を誰がどうやって評価するのかがポイントになりそうだ。吉村委員が盛んに「後期研修まで一連のものとして捉えて評価」ということを言っており、自分自身のクラブ活動(剣道)のことを考えると、中学生・高校生の時に試合に強かったヤツが必ずしもその後伸びるわけではなく、不器用でも基本をきちんとやっていたヤツに追い抜かれたりしてたなあと思い当たる。そういう意味で2年間だけで病院を評価すると、かえって全体最適を損なうかもしれないと思う。

(2)の募集定員や受入病院のあり方の見直し。これは物議を呼びそうだ。まず定員を容認するかどうか、ということ。それから誰がどうやって定員を決めるのかも、波乱要因だ。さらに、そもそもの話として、医師として独りで動けるのは3年目以降だというような話も聞くので、医師不足対策として定員を決めるのならば、むしろ3年目以降の後期研修段階ではないのか。後期に地域定員があれば前期研修医も志望の際に考えるだろう。ただそうするには、後期研修にも人件費の公費助成が必要になるのかな。

(3)。総論で反対する人はいない。やはり全体を一気通貫するビジョンが必要だろう。霞ヶ関の壁を破る必要があるのだが、舛添大臣がさらに合同でというようなことを言ったのに対して、塩谷大臣は文部科学省の責任で大学病院をきちんとするというようなことを言った。若干の温度差がありそうだ。まあ、いつまで大臣なのか本人たちも知らないと思うけれど。

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