「国立大学医学部長は新人議員にレクを」-嘉山孝正国立大医学部長会議常置委員
国立大学医学部長会議(常置委員会委員長=安田和則北海道大医学部長)の嘉山孝正氏(常置委員、大学医学部の教育病院の在り方に関する検討委員会委員長)は2日、今回の衆院選で初当選した民主党の地元新人議員に対し、医療や教育の現状についてロビー活動を行うよう全会員に連絡したことを明らかにした。(熊田梨恵)
嘉山氏はロハスメディアの取材に対し、「自民党の"族議員"がいて、これまで医師会に任せてしまったから日本の医療や教育はだめになってしまった。もうそんなふうにはやらせない。新人議員に医療や教育の現状などをレクするよう全員にメールした」と述べた。
同会議は42国立大学の学長や医学部長などで構成されており、医師の臨床研修制度の見直しに対する意見書提出など、政策提言活動も行っている。
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