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あれ、疫学調査は? 新型インフルワクチン 副反応検討会

 新型インフルエンザワクチンの安全性について検討する厚生労働省の検討会が13日、開かれた。前回に引き続いて、委員の何名かから疫学的データ解析の必要性を指摘する声が出たが、事務局は何も言及せず、座長も「これまで通りの対応で」と取りまとめてしまった。(川口恭)

 この検討会は、『第6回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会及び第3回新型インフルエンザ予防接種後副反応検討会の第3回合同開催』という、やたら長い名前のもの。

 ちなみに、データの取り方について稲松孝思・東京都健康長寿医療センター感染症科部長は「在宅酸素療法を行っている人で、ワクチンを打った群と打たない群との死亡率を少し大きな数で比較すれば、背景事情はかなり揃うので、割とキレイな成績が出るのでないか」と述べ、桃井真里子・自治医大小児科教授は「たとえば接種後2週間までの死亡例を全数報告するようにして、分布が均一ならばワクチンと死亡との間に関係はないということが言えるし、1日後、2日後といったような特定の時期の死亡が多いようならばワクチンが何らかのトリガーになっていることが示唆される」と述べた。

 同席して聴いていた足立信也政務官がどのように指示を出すのか注目される。

この検討会の模様はこちら

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