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「医療安全対策」の報酬はいくら?

■ 「入院基本料」の議論など優先課題を合意
 

[遠藤久夫会長(学習院大経済学部教授)]
 本日のメーンになると思いますが、「今後の議論の進め方」を議題にしたいと思います。それでは医療課長、お願いします。

[保険局医療課・鈴木康裕課長]
 はい、医療課長でございます。資料のご確認をしながら簡潔にご説明したいと思います。(中略)

 ▼ 資料(総─6)に沿って説明。資料はこちら

[遠藤久夫会長(学習院大経済学部教授)]
 ありがとうございました。前回、1号(支払)側、2号(診療)側からそれぞれ出てきた(今後の議論の進め方に関する)ご意見を、事務局(保険局医療課)として対応が可能であるか、スケジュールなどを絡めながら資料を提出された。

 本日は、資料「総─6─1」の「今後の議論の進め方」について、基本方針をできれば固めたいと思います。(中略)

 ▼ 次期改定に向けて優先して議論する議題について、厚労省の提案通り合意。厚労省案によると優先課題は、① 1号側、2号側ともに優先すべきとしている基本診療料関連の「初再診料や外来管理加算、入院基本料等」、② 1号側が優先すべきとしている医療と介護の連携など同時改定関連の「医療と介護との連携」「訪問看護」「慢性期入院医療」、③ 2号側が優先すべきとしている医療従事者関連の「勤務医の負担軽減」─の3本柱。

 では、基本的にはそのような進め方でやらせていただきたいと思います。次に、少し具体的な話に入りますが、「初再診料や外来管理加算、入院基本料等」について、これが資料「総─6─2」ということで、1号(支払)側、2号(診療)側(意見)......。

 ▼ 資料はこちら

 アジェンダの内容としてはいいのですが、(技術とモノの分離など)中身については(両側の意見が)かなり違う所もある。(中略)これについてご意見、いかがでしょうか。どういうことをやるべきか......。

 はい、安達委員、どうぞ。


【目次】
 P2 → 「診療側VS支払側・公益側・厚労省」の中医協
 P3 → 「入院基本料」の議論など優先課題を合意
 P4 → 「積み上げの試算はやりたい」 ─ 安達委員(診療側)
 P5 → 「コスト調査はものすごい手間が掛かる」 ─ 白川委員(支払側)
 P6 → 「診療報酬点数を分析して議論すべき」 ─ 西澤委員(診療側)
 P7 → 「余分な時間があったら、現実的な話を」 ─ 白川委員
 P8 → 「正しい情報を出していく」 ─ 嘉山委員(診療側)
 P9 → 「あるべきコストは何倍にもなる」 ─ 遠藤会長
 P10 → 「挙証・反証という構造で議論を」 ─ 森田委員(公益側)

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