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ニュース〜医療の今がわかる

保健医療計画の策定について ~ 青森県 ~

■ 医療計画に関わる課題
 

【青森県健康福祉部保健医療政策推進監】
 医療計画に関わる課題で述べておりますが、病床基準はなかなか難しいのですが、一旦病床を削減するとどうしても復活できないという事情がありまして、遊休資産化するという傾向にあります。

医療計画(青森県)-12.jpg

 また、不足するところは、ある程度公的な病院がカバーしていますので、そうしますと、結局そういった不足が固定化してしまうという状況にもなりまして、なかなか基準病床が有名無実化している状況もあります。

 ただ、基準病床はもともと最低基準ではあるのですが、実際には過剰なところが、これ以上ベッドを増やせないと廃れることが多いので、実際の意義もどうなのかという疑問があるところです。

 その次に医療計画に関わる課題です。

医療計画(青森県)-13.jpg

 疾病事業ごとに圏域を設定すると書いてあるわけですが、実際には、がん診療拠点病院、あるいは感染症指定医療機関等にしても、二次医療圏ごとに1箇所とか、そういった指定が結構ありまして、その辺の矛盾があるのではないか。

 実際にどうかというと、青森県、公的病院が過疎とかを含めてカバーしてあるわけですが、その疾患ごとの流れというものがありまして、住民にはそういった流れさえわかれば、自分が二次医療圏はどうのと意識する必要は全くないわけです。

 そういうことも含めれば、二次医療圏という考え方そのものも、考え直さなければいけないのではないかということです。
 

【目次】
 P2 → 計画策定に係る外部・内部組織
 P3 → 国が定めた指針と県計画の関連
 P4 → 保健医療計画策定に係る主な議論
 P5 → 指標の現状と課題
 P6 → 医療計画が医療行政に及ぼす影響
 P7 → 医療計画に関わる課題
 P8 → 地方からの提案

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