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ニュース〜医療の今がわかる

 民主党の鈴木寛政調副会長は7日、医療界から議員への情報提供の方法について、「整理だけしてもらえればまとまっていなくていい。完全にコンセンサスを得たものか、概ね得たものか、意見が分かれているなら、『こういう意見をこの人たちが言っている』といような事を淡々と知りたい」と述べた。提供された情報については、「医療分野への社会資源の配分は自公政権より増やすつもり」とした上で、政治判断を加えて選択肢を選ぶか「第三の案」を作るとした。(熊田梨恵)

 民主党の鈴木寛政調副会長は7日、「今回の政権交代は、政策の『方針』が変わるのではなく、『政策形成のプロセス』が変わるということ。今までは官僚が"作戦"について口出ししながら、補強費は出さなかった。民主党は補強費は出すが、誰が先発投手になるかというような"作戦"については口出ししないということ」と述べ、これまでの官僚主導型の政策決定過程が変わる事が民主党政権になる本来の意味とした。(熊田梨恵)

 民主党の鈴木寛政調副会長は7日、現在民主党が行っているインフルエンザ対策について「直嶋政調会長ともに役所から進捗状況を聞いた。16日までは舛添(要一厚生労働)大臣に最大限頑張って頂くということになっている」と述べた。(熊田梨恵)

 民主党の梅村聡参院議員(厚生労働委員会「介護・医療改革作業チーム」事務局長、内科医)は7日、今年度に見直された医師の臨床研修制度について「産科や小児科もいいが、2次救急での"野武士的"、"野戦的"な研修ができる病院はよりよい研修病院になっていく」との見方を示した。(熊田梨恵)

 民主党の梅村聡参院議員(厚生労働委員会「介護・医療改革作業チーム」事務局長、内科医)は7日、今年度に見直された医師の臨床研修制度について「臨床研修病院の実力が問われ、本当の意味での勝ち組、負け組が出る」との見解を示した。(熊田梨恵)

 民主党の足立信也政調副会長は7日、民主党の今後のインフルエンザ対策に関して組閣後までは党として公に動きようがないとした上で、「政調副会長として、内部で方針はまとめるつもりはある」との見解を示した。(熊田梨恵)

 民主党の足立信也政調副会長は7日、厚労省が新型インフルエンザワクチンの接種を患者の希望による「任意接種」としていることについて、「以前に集団接種によって、薬害として国の責任を問われたというトラウマがある。だから『個人の判断で』としている」との見方を示した。(熊田梨恵)

 民主党の足立信也政調副会長は7日、厚労省が新型インフルエンザワクチンの接種を医療機関で行う方針であることについて、「接種の優先順位を医療機関が判断して打たない、というのはできないと思う」との見解を示した。(熊田梨恵)

 民主党は7日、新型インフルエンザに関して厚生労働省と文部科学省、内閣府からヒアリングした。医療従事者や基礎疾患のある人など1900万人がワクチンの優先接種対象者とされる方針案のほか、ワクチン輸入のために必要になる海外企業への国の損失補償に関する立法措置の必要性、医師会に委託契約して医療機関でワクチン接種が行われる方針などが検討事項として説明された。(熊田梨恵)

新生児の気道検査法セミナー.jpg 「この教育セミナーの中で、若手医師にNICUの交替制勤務や看護師との連携などを考えていってもらいたい」-。若手医師に今の新生児医療の在り方を考えてもらい、新生児科医同士のネットワークを作ってもらおうと、日本未熟児新生児学会(戸苅創理事長)の2泊3日の教育セミナーが長野県安曇野市内で開かれた。医師不足の解消を図るための医学部定員増が決まった中、若手医師の教育は医療界全体の喫緊の課題だ。医師不足が深刻な周産期医療界の中でも、特に少ないと言われているNICUで働く新生児科医の教育現場の様子を取材した。(熊田梨恵)

 民主党の仙谷由人衆院議員(医療再建議員懇談会会長)は、厚生労働省の審議会や検討会の在り方を変える必要があるとして、「決め方についても追々だが、くだらない御用学者集めてやるのをやめろと」と述べ、民間の委員をさらに登用して活用すべきとした。(熊田梨恵)

 民主党の仙谷由人衆院議員(医療再建議員懇談会会長)は中央社会保険医療協議会(中医協)について、「公益委員というのは一体全体、医療や医療経営というのを分かっているのか」と述べ、抜本的に見直す必要があるとした。(熊田梨恵)

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