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「適応外使用を拡大」国立がんセンター中央病院院長

kokugannzenkei.JPG 国立がんセンター中央病院の土屋了介院長は14日、承認も保険収載もされているものの、使えるがんの種類が限られている「適応外の抗がん剤」について、「来年は、ことしの2倍3倍使っていく。世界的に効果が確かめられているものなら、真っ先に有効性を確かめ保険適応してもらうよう研究するのが、研究病院である私どもの施設の使命」と述べ、抗がん剤の適応拡大に向け積極的に役割を果たしていく考えを示した。(川口恭)

 がん患者3人を講師にこの日開かれた講演会の最後の挨拶で「今日は余り来てないが、現場の医師がきちんと理論武装して申請してくれば、全部認めるつもりだ」などと述べた。同院長によると、同病院で適応外使用されている抗がん剤は全体の1.2%、薬剤費にして約3千万円分という。国内での臨床データがないと実質的に適応拡大が認められず、患者にとっても、製薬会社にとっても重荷となっている現状に朗報となるものと思われる。

 なお、この講演会全体の模様は別稿でお伝えする。

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