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ニュース〜医療の今がわかる

がんセンター病院見学 「もっと話を聴きたかった」

ootsumanakano1015.JPG 7月に国立がんセンター中央病院の職場見学に訪れた大妻中野高校の7人がほぼ3ヵ月後の15日、その感想を話し合った。有賀康修校長が土屋了介院長から「今後も継続して来てほしいので、改善点があれば教えて」と依頼されたのを受けた。(川口恭)

 7人は理数系クラスにいて、うち2人が医師志望、1人がカウンセラー志望、1人は獣医志望だという。出された意見・感想は次の通り。

〔事前に期待していたことは叶えられたか〕
・医療機器(CT、MRIなど)が見たかったのだけれど見られなかった。
・今の医師がどういう労働環境にいて、困っていること足りないことなど聴きたかったのだけれど、医師と話をする時間が短くて、あまり話が聴けなかった。 --医師志望
・普段は患者としてしか病院を見ることがないので、医療提供側から見るとどうなるのか知りたかった。医療機器類は私も見たかった。
・研究所を建物の外から見ただけだった。中に入って見たかった。 --医師志望
・薬剤部だけはかなり時間を取って説明してくれたけれど、他は普通に歩いて回っただけだった。もっと奥の方を見てみたかった。 --カウンセラー志望
・看護師が実際に患者に対してどんなことをしているのか見たかった。
・患者でも見られるような所を見るのが多くて物足りなかった。 --獣医志望

 若干辛めの採点になったのは、将来の進路として医療関係職を真剣に検討している生徒が多いためと見られる。そこで医師志望と明らかにした2人に、見学の前後で志望に変化が出たか尋ねた。

・元々医師になりたいという志望が強いので特に変化はない。塾でも医療の現場はああだこうだという話は聴く。でも現場で実際に働いている人から話を聴けるのはやはり違った。ただ、もっと色々と聴きたかった。事前に出していた質問には答えてもらえたけれど、その場に行ってみて聴きたいことも出てくる。そういうのを質問するには時間が短かった。でも、行ってみて、勉強しなきゃという意識は強くなった。
・医師になりたいという意識は強くなった。実際に現場に行ってみて、看護師や薬剤師も含めて色々な職種の人がいて病院が成り立っているんだなと実感した。よい体験だった。

 これらの意見は、病院側に伝えられ、今後の見学プログラム改善に生かされる。ちなみに生徒の何人かは、改善されたら再度訪問したいと答えた。

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