熊田梨恵の独り言

産後、何が、なぜ大変になるのか?⑩外見コンプレックスの克服

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月26日 15:36

同じ頃、私は自分の外見に対するコンプレックスの解消にも挑戦した。

私は思春期の頃、自分の外見を気にし始めた頃から、自分の容姿が大嫌いだった。

自分は誰からも愛される価値がないと思い込んでいたので、自分がひどく不細工だと思っていて、鏡を見るのも嫌だった。

目が悪くて眼鏡をかけているのも、一重の切れ長の目も、ほっとくとダサく曲がるクセ毛も、すごく嫌だった。

中高生の頃、クラスに一人か二人はすごく可愛い子がいた。女子からも男子からも好かれ、先生からも気に入られるような、華やかな雰囲気を持つ子たち。そういう子たちがすごく羨ましかったし、憧れた。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?⑨欲しかったもの

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月25日 14:13

「アダルトチルドレンと摂食障がい・DV被害者の自助グループ ACOA(アコア)」は、インターネットで検索して見つけた。

他にも摂食障害の自助グループは色々あったので出かけてみたものの、雰囲気が自分とは合わないかなと感じたり、長く通っている人が我が物顔をしていたり、摂食障害の内容でヒエラルキーをつけられるようなところもあったりしたので(たまたまその時がそうだっただけかもしれません)、なかなか心地よく通えるところを探すのは難しいなと思っていた。

ACOAのサイトは押しつけがましくなく、同じ悩みを持つ人への優しさに溢れ、自律している感じがした。

「摂食障害やDVの人のため」と書かれていたので、自分にぴったりだとも思った。

当時はまだ依存症について理解できておらず、摂食障害とDVの共通性もあまり分かっていなかっためどういうことかは分かっていなかったのだが。

ACOAを主宰する女性が、摂食障害やDVのカウンセリングも行っていた。直感でこの人に受けてみたいと思い、私は両方に通うようになった。

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データ見て口の介護予防を~大阪・都島の歯科で患者向け講座

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月25日 10:00

ロハス・メディカルで歯についての特集が組まれているが、私も自分が介護施設で働いていたころに歯の重要性を痛感していたので、個人的にもとても興味のある分野。

認知症患者が入れ歯を合ったものに作り変えただけでADLもQOLも改善されたことがあった。介護度が下がるケースもあると聞く。ほかの施設では、糖尿病の方が歯周病のケアをすることで病気の進行が落ち着いたり、口から食べる機能が向上して食べ物の種類が増えたことで、一気にシャキシャキと動き出した方もおられたそうだ。

色々調べると、がん患者は抗がん剤の副作用で口腔内にカビが発生することがあるため、静岡がんセンターは県の歯科医師会と連携して口腔ケアに力を入れていた。手術前後の口腔内ケアに歯科衛生士が関わっている病院もあった。

個人的に驚いたのは歯周病の怖さで、脳血管、心臓、胃、皮膚等の疾患、関節炎、腎炎、骨粗しょう症などに影響すると聞いた時は「口の中のことなのに、そんなに体内に影響するの?」と思ったものだ。おまけに妊娠中には歯周病が早産にも影響すると聞いたので、歯科健診に行き口腔ケアを頑張った(私のいた吹田市は妊婦の歯科検診を無料で受けられた)。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?⑧死の瀬戸際

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月24日 16:17

ある日の私が買ってきたものは、牛丼チェーンの丼物2食、ドーナツ屋でドーナツ10個、コンビニでラーメン、パスタ、チョコレートビスケット、ポテトチップス、プリン、シュークリーム、ケーキ3個。

これらを帰宅後にテーブルの上に広げ、パソコンでネットサーフィンなどしながらだらだらと食べ続ける。

とにかく体に悪そうなものがいい。

明らかに太りそうな炭水化物や油ものなどカロリーの高そうなもの、お菓子など。ダイエットをする際には敬遠したくなるものばかりを選んでいた。

大丈夫、思い切り食べても、後で吐けばいいんだから、と。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?⑦摂食障害

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月22日 14:13

ここまで読まれて、「産後鬱の話のはずがDVとかリストカットとか、方向がずれてないか」と思われる方もいるかもしれない。

しかし私の中では、自分の抱え続けたこの苦しみこそが産後鬱の土台だった。

育児には自分がこれまで抱えてきた人生の課題が現れやすいと言われるが、まさしくそうだった。自分自身が成長するしか、真新しい子どもの命に向き合う方法はないのかもしれないと思った。

産後、私のように幼少期から抱えている親との問題が浮き上がってくる人も多いように、周りの話を聞いていると思う。このブログに寄せていただく感想を拝読していても、そういうご経験をされている方々が多い。

産後鬱の圧倒的な孤独は、抱えている悩みの背景が人それぞれ違うということも一つの原因かもしれない。

だとすると、ホルモンバランスが乱れるという生理的な話だけでは済まないのではないか。抱え続けた人生の課題と向き合わなければいけなくなるのだから、ある意味のクライシスだ。(同時にチャンスでもあると思うが。とはいえ、皆が皆人生の課題が上がってくるわけでもないだろうし、本当に人それぞれだと思う)

こういう根っこの苦しみも、書かずに済ませることはできた。ただ産後鬱の最中のしんどさのみを伝える、ということもできた。でもそれでは、産後鬱の何が苦しいのかを伝えられない、それでは自分が書く意味がないと思った。
 
 

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産後、何が、なぜ大変になるのか?⑥過去の恋愛依存、DV

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月19日 11:49

私のもう一つの大きな依存症が、恋愛依存だった。

恋愛は、家族以外で最も近い対人関係だから、自分の価値観や求めるものが顕著に表れる。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?⑤過去の自傷行為などの依存症

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月18日 16:20

私の大学受験については、4年前にブログに書いていた。今思えば、これが初めての両親への反抗だったと思う。

両親は私の高校時代、「教師の仕事が一番恵まれているから、お前は教師をしろ」と、当然のように私の進路も就職も決めていて、私も自分はその道に進むものだと思って馬車馬のように毎日勉強していた。しかし、この件をきっかけに自分を覆っていた分厚いガラスが割られ、私は生まれて初めて「自分がどうしたいか」を考えた。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?④幼少期の心の傷

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月17日 15:22

そして子どもは2か月、3か月と成長していったが、一方の私は回復するどころかどんどんと精神的に追い詰められ、体調は悪化し、一昨年秋ごろからはこれまでの人生で最悪の体調不良を経験した。

前述したようにほぼ寝たきりとなり、トイレは這っていき、這うのも無理な時は子どものおむつに用を足したことさえあった。固形物は食べられなくなり、胃ろうの方が摂取する流動栄養の「ラコール」かヨーグルトをすすった。噛み砕き飲み込むことに力がいるということを、初めて知った。半身を起こす力も入らず、寝たきりの高齢者とはこうやって筋肉が弱り、廃用症候群を起こしていくのかと天井を見ながら思った。片頭痛も頻繁で、そのころには何を見るのもつらい状態になり、パソコンやスマホの光や細かい文字は厳しかった。最低限でのやりとりでしかスマホは使えなかったので、ますます知人友人とのやり取りも減り、孤独に追い込まれた。

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産後、何が、なぜ大変になるのか?③「抱っこしなければ」の奥底にあるもの

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月16日 00:00

育児ブログを書く上で自分の産後鬱の経験は避けて通れないため書き始めたが、産後鬱について書くためにも避けて通れないことがある。

産後鬱がひどくなったのは、「自分と同じようなつらさを息子に味わわせたくない」という思いがとても強かった、ということだ。

このエントリーを書くのは非常に勇気が要ったが、これを書かなければ逆に薄っぺらく終わってしまうので、意味がないと思った。子どもの命と向き合うということは、自分自身と深く向き合わざるを得なくなるということがよく分かったし、そこから逃れることは、私はできなかった。

こういうことはあまり書くべきではない、という意見もあるかもしれない。しかし、私はこの部分なくしては自分だと言えないし、今後何をやる上でも、自分の土台になる部分なので、書いておくことは必要だと思った。またそういう生真面目な部分も自分の一部だし、自分自身にしかできない表現であると思う。こういう経験をしている人もいる、というあくまで一つの体験談として書いていきたい。
 

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産後、何が、なぜ大変になるのか?②産後うつ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月15日 10:47

生まれたての息子は、体重約3400g、身長50cmと両掌に置けるほど小さく、手足はか細く、やわらかくてふにゃふにゃしたように感じられた。

腕に抱く息子の命は、ふっと息が吹きかかるだけでも消えてしまいそうな儚い蝋燭の炎のように思えた。新生児を取材させてもらったことをはあっても抱くことなど初めての私は、どう扱っていいのか、抱っこするのも怖々だった。
(ペット(の話を持ってくるのもどうかだが)もニワトリ以外飼ったことがないので、自分より小さい命に触れたことがほとんどなかった)

ちょっと力を入れ間違えたら、すわっていない首がガクンと折れ曲がらないか、手足の骨が折れやしないか、関節をおかしな方向に曲げやしないか、ヒヤヒヤしていて抱くのも毎回緊張したぐらいだった。

自分が世話をしなければいけないが、その世話がやり過ぎでないか、不足していないか、そういったことが全く分からなかった。

よく「手を抜いたほうがいいよ」と言われるけど、何に力を入れて、何に抜いていいのか、そもそもそこから分からないのだから、手の抜きようなどないのだ。

おそらく二人目を持つことでもないと分からないのだと思う。

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