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新人看護師、「辞めてもいい」―日看協副会長

■「辞めていくことを悪ととらえるか」

4月30日「新人看護研修会」1.jpg 新人看護師の離職について、日本看護協会副会長の坂本委員は次のように発言した。

 「先程、離職率の定義がどうなっているんだろうというお話がありましたけれども、私も病院経験があるんですが、辞めていくことを悪ととらえるかどうかというのがちょっとあって、いろんなことをしたいというときに、これからは『辞めてもいい』ということをある程度しないと。自分の病院に引き留めておいていつまでもいてくださるということが一番いいことかどうか。多様な情報が一杯ありますので、そういう意味からすると、新人研修というのは、病院が変わっても、どこかでいろんなことを学んできて、また違う病院に行ったとしても、なんとなく続いているようなものがあればいいのかなと思って、(今回の会議で策定する予定の)ガイドラインに大変期待している。一つの病院で何かを成し遂げていくということだけで終わるかどうかというのは、ちょっと、離職のことを考えていくと......。恐らく、この人たち(離職した新人)はまたどこかで働いていると思うんですね。そういう意味では、一般の企業の離職とはちょっと違うかなという気がします」

 上泉和子委員(青森県立保健大副学長)も「最適な離職率というものがある。そうしないと溜まってしまったりする」と同調し、次のように述べた。

 「青森におりますと、『東京で勉強して戻ってきなさいよ』と言ったりすることもありますし、やはり、それぞれの個人の計画に伴って移動するということも、中にはあるんだと思います。そういうことですので、離職率はゼロにするということではなく、私はやっぱり、最適な離職率というものを確保していくことの方がよろしいのではないかと思います。という意味では、数パーセントという離職率、看護職の12%というのは、まあまあな値ではないかなと思います」

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