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「E・Fファイル統合」の裏に見えるもの ─ 中医協・DPC評価分科会

■ 「研究班でも作ってある」 ─ 松田委員
 

[松田晋哉委員(産業医科大医学部公衆衛生学教授)]
 もともと、「施設にEファイルとFファイルのコードがきちんと残っている」という条件で(一体化ファイルを提案していた)。

 ま、このコードであれば、間に1つ、(松田研究班で開発した)ソフトウェアを組めばやれるし、Eファイル、Fファイルに戻すことができると思うので、私はこれでよろしいと思う。後は......。

 なぜ施設でEファイルとFファイルを残した方がいいのかについて言うと、2つある。1つは支払いとの整合性をきちんと担保できるような形の仕組みをつくっていかないと、各施設にとって事務作業の軽減にはつながらないので、そのことに配慮する必要がある。

 もう1つは、EファイルとFファイルをうまく組み合わせながら分析するという方法論を(松田研究班で)確立しているので、あえてそれを崩す必要はないと思うが、(EファイルとFファイルを残す)この形式なら従来の方法でも分析できるので、私はこれでよろしいと思う。

[西岡分科会長]
 ありがとうございます。どうぞ、酒巻委員。

[酒巻哲夫委員(群馬大医療情報部教授)]
 細かいことで申し訳ないが、(Fファイルの)F14(行為明細点数)と、(一体化ファイルの)F14(明細点数)は、同じ意味? 全く内容は同じ? 同じであれば別に問題はないが......。

 (しばらく沈黙。事務局、相談中)

[佐々木健課長補佐]
 あの......、すみません。同じもの......でございます。

[小山信彌委員(東邦大医療センター大森病院心臓血管外科部長)]
 これは単に、ダブったところを削っただけ?

[佐々木健課長補佐]
 はい。そのような提案でございます。

 (しばらく沈黙)

[西岡分科会長]
 よろしい......ですか? ご意見......。

 今まで、EファイルとFファイルを作っているので、(それらを統合して)「一体化ファイル」に変換するような、「変換ソフト」が必要になってくると思うが、それに関して、こちら(DPC評価分科会)で何らかの形で手だてをして(各医療機関が)導入しやすいようにしてあげなければいけないことが出てくるんじゃないかと思う。

 (松田委員に向かって)そんなに凄いソフトではないのだろうか? 必要なソフトは......。

[松田委員]
 私たちは「研究班」ですので、「確実にどの場面でも動くか」ということに関する保証はできないが、一応、研究班として、そのようなアプリケーションのモデルを提示することはできると思うので、一応、参考にしていただいて、後は厚労省で対応していただければよろしいのではないかと思う。

 実際に、(今回提案の)このイメージで作れるもの(アプリケーション)は、研究班でも作ってある。はい。

 ▼ 全部、最初からできあがっている話ではないか。

[西岡分科会長]
 (小声で)分かりました。

 ということでございます。ですから、導入は比較的簡単にできそうだということだが......。じゃ、こういった形で、統合するという方向で進めさせていただくということでよろしいだろうか?

 (反対意見なく、了承)

 そういった形で、準備を進めていくことにさせていただきたいと思う。ありがとうございました。(以下略)

 
  
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 【目次】
 P2 → 「重複項目を除いて統合したファイルを提出していただく」 ─ 厚労省
 P3 → 「研究班でも作ってある」 ─ 松田委員

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