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舛添大臣の置き土産 医療・介護改革調整会議が第一回会合

iryoukaigokaikaku090811.JPG 医療と介護の政策立案・実施を統一された方針で行うことを目的として、厚生労働省の医政・老健・保険の3局が連絡調整する場となる『医療・介護改革調整会議』が11日、第一回会合を開き、任期の間もなく切れる舛添要一大臣は冒頭に挨拶だけして去って行った。(川口恭)

 舛添大臣の冒頭の挨拶は以下のとおり。
「なぜ、この会議を作ったかというと、それぞれの患者や家族にとってみれば、医療と介護は別物ではない。私も母親の介護をしていて思ったけれど医療と介護を同時に必要とすることが多い。100人のお年寄りがいれば100のニーズがあって、その中でも医療と介護を同時に必要とする人が非常に多い。それから急性期、回復期、慢性期を一貫した医療介護サービスが行われることが望ましいわけだけれど、それが役所の縄張りとか制度が違うからといって利用者に不便があっちゃいけない。官邸でやっていた厚生労働行政の在り方に関する懇談会でも、医政局、老健局、保険局で統一された方針のもとに政策運営するようにと提言されていた。こういうことが背景にあって、この会議を設けた。併せて局横断的に取り扱う審議官を置くほか、何か具体的な問題があった時には課長レベルのプロジェクトチームを設ける。これは全て利用者本位ということであり、今までは局が分かれて問題があったわけで、今後も省内部の人間だけでなく必要に応じて外部のアドバイザーを招く。今後の予算編成、診療報酬改定、介護報酬改定にしっかり連携してあたれるよう、事務次官を議長としているので今後の精力的議論をお願いしたい」

iryoukaigokaikaku090707.JPG この会議の設置に関する報道発表資料は上の通り。大臣の発言にもあるように、この会議の議長は事務次官で、3局の局長のほか4人の審議官がメンバーとなっており、またPTには課長がズラっと並んでいるので、機能すれば相当のことができるだろうし、単なる会議のための会議になる可能性もある。次の大臣にゲタは預けられたと言えそうだ。

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