文字の大きさ

ニュース〜医療の今がわかる

福島医大型地域医療支援システム

■ 長期的な医師確保対策③
 

【福島県立医科大学理事長兼学長・菊地臣一氏】
 ただ、問題はこれをどう管理、運営するかで、我々は医療人育成・支援センターという組織を立ち上げました。

菊地臣一先生資料-39.jpg

 これは学長直属の組織で、卒前教育、卒後教育、女性医師支援センターの3本柱で成り立っています。スタッフは合計30名で、専任准教授2名、それから、助教、助手専任が11名、県も入れて合計30名です。

 医学教育部門と臨床医学教育研修部門があり、女性医師支援を含めて様々な支援体制を組んでいます。

菊地臣一先生資料-40.jpg

 センターの中にはスキル・ラボがあり、驚くほど利用件数が高いことがおわかりいただけると思います。

菊地臣一先生資料-41.jpg

 もう一つは女性医師支援センターが開設され、2011年4月からは、「どうぞ休んでください。講師が休んだら同じ職である講師を補充します」という制度をつくって、安心して休んでもらえるようにしました。

菊地臣一先生資料-42.jpg
 

【目次】
 P2 → 医師不足状況 ─ 医師数
 P3 → 医師不足状況 ─ 地域差
 P4 → 医療崩壊危機の現実化
 P5 → 福島方式の背景にある理念
 P6 → へき地医療支援システム
 P7 → 支援教員制度の拡充
 P8 → 支援教員制度の確立
 P9 → 支援教員制度の利点
 P10 → 支援教員制度の総括
 P11 → 長期的な医師確保対策①
 P12 → 長期的な医師確保対策②
 P13 → 長期的な医師確保対策③
 P14 → 長期的な医師確保対策④
 P15 → 長期的な医師確保対策⑤
 P16 → 長期的な医師確保対策の効果
 P17 → 「只見町」から現在まで

  • MRICメールマガジンby医療ガバナンス学会
loading ...
月別インデックス