堀米香奈子のカタい話もやわらかく

募金活動が目指しているところ

投稿者: | 投稿日時: 2009年03月07日 09:25

くい止める会が行っている妊産婦死亡された方のご家族を支える募金活動は、出産に際してお母様を亡くされたお子さんとそのお父様(女性の夫)を対象としています。当初の段階から、賛同の声が多く寄せられた一方で、「なぜくい止める会がやるのか? 国がやるべきことではないのか?」という疑問も一部であがっていました。それについて、実は私も不思議に思って、事務局の先生方に聞いたことがあるのです。

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「とりあえず謝」らなかった佐藤教授。

投稿者: | 投稿日時: 2009年03月06日 09:07

すこし前に、2回にわたって、医師の謝罪会見についての私見を書かせていただきました。たまたまテレビを見ていてふと違和感を覚えたことがきっかけだったのですが、そのコメントの中で、「とりあえず謝ってしまえ!」という風潮(?)について触れました。
それについて、あとから思い出したのは、くい止める会の代表を務めておられる佐藤章教授(福島県立医科大学産婦人科)でした。佐藤先生は県立大野病院事件に関して終始、毅然とした態度で望まれ、けっして「とりあえず謝る」ことはありませんでした

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妊娠の心得

投稿者: | 投稿日時: 2009年03月05日 08:38

ロハス・メディカル1月号の「お産危機3・妊娠の心得」はお読みになりましたか?

原案は、岡山県で産婦人科医をなさっている宋美玄先生がご自身のブログ上で公開された『妊娠の心得11ヵ条』です。この心得に共感したくい止める会の先生方が、より多くの人に知ってもらいたいと、すこしだけアレンジしてロハス・メディカルに寄稿したものでした。

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インターネットのちから。

投稿者: | 投稿日時: 2009年03月04日 05:24

くい止める会では、福島県立大野病院に際する署名活動や、「妊産婦死亡した方のご家族を支える募金活動」(現在進行中!)などをこれまで展開してきました。それらは実際に国民の皆さんにも手足を動かしていただくことで完結するタイプのものですが、それ以外にもさまざまな活動を地道に続けてきています。

そうした活動のほとんどは、ホームページやEメールから、つまりインターネットを介して発信されてきました。ひとつひとつは地道ながら、継続することでじわじわと効果を発揮してきたことも多くあります。

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大野病院事件: 福島県警の表彰 その後

投稿者: | 投稿日時: 2009年03月03日 10:17

福島県立大野病院の産科医逮捕・起訴に対し、くい止める会が署名活動を行い、無罪を求める陳情書を厚労相に提出したのが、2006年3月17日のこと。ところがそれから1カ月もたたない4月14日、産婦人科医師を逮捕した富岡署を福島県警本部が表彰、県警本部長賞を授与したとの報道がありました(4月16日付朝日新聞福島版ほか)。

今日はそのことについて振り返ってみたいと思います。

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覚えてますか? 「医師のモラル」発言

投稿者: | 投稿日時: 2009年03月02日 14:32

皆さんは覚えていらっしゃるでしょうか?

昨今、相次いでいる重症妊産婦の受け入れ不能に対し、昨年11月、二階俊博産業経済大臣が「政治の立場で申し上げるなら、何よりも医者のモラルの問題だと思う。忙しいだの人が足りないだのは言い訳にすぎない」と発言しました。

これに対し、「くい止める会」では直ちに抗議文を送っています。周産期のみならず、さまざまなところからほころびが広がり始めている医療制度全体の崩壊をなんとしてもめるためには、何より国民の正しい理解を得ることが大切です。そのためにいろいろな活動を行っている「くい止める会」としては、一国の大臣が発したものとして、上記発言はどうしても聞き捨てならなかったのです。

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続・医師謝罪会見 倫理規定は誰のため?

投稿者: | 投稿日時: 2009年03月01日 07:51

先日、香川で起きた受精卵取り違え騒動に関し、「担当医の謝罪会見は本当に必要だったのか?」という疑問を、このブログに率直に書きました。べつにこの騒動にものすごくこだわっているわけでは全くないのですが、たまたま一昨日もその続報が入ってきたのでざっと目を通したところ、また「うーん」と思う破目に・・・・・・。

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署名といえば。

投稿者: | 投稿日時: 2009年02月28日 11:30

周産期医療の崩壊をくい止める会は現在、「妊産婦死亡した方のご家族を支える募金活動」を行っています。昨年9月22日から始めて、今月初頭の時点で募金総額は386万円を超えたようです。ただ、振り返ってみればくい止める会発足のきっかけは、福島県立大野病院事件でした。産科医の不当逮捕に対して署名活動を展開し、最終的に無罪判決が確定しています。

署名活動を傍らで応援していた私としては、その後も、市民による署名活動を目にすると、ついつい気になってしまったりします。最近では、骨髄移植フィルター問題に関しての署名活動でした。そしてこの問題は最近、ようやく無事に着地しつつあるようです。

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周産期は妊産婦だけのものにあらず。

投稿者: | 投稿日時: 2009年02月27日 11:16

来る3月1日、東京で「周産期・救急医療専門家会議」なるものが開催されるという話を聞きました。主催するのは、昨今の妊婦搬送問題を受けて厚労省が急遽発足させた研究班。急な開催にもかかわらず、共催には、日本産科婦人科学会、日本救急医学会、日本小児科学会、日本麻酔科学会、日本周産期新生児医学会の5学会が揃って名前を連ねており、現場の医師たちの”焦燥感”が伝わってきます。

すでに日本産科婦人科学会のホームページで会議の論点が公開されていたので、ざっと目を通してみました。専門家でない私にはなかなか難しい話ながらも、気になったことがいくつかありました。

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子育ては不衛生に?!

投稿者: | 投稿日時: 2009年02月26日 08:02

子どもを花粉症にしないための9か条」をご存知でしょうか?

いよいよ花粉の季節到来。私もこの数年は花粉症疑惑が生じているだけに、2歳の長男が今後どうなっていくのかも気にかかっている今日この頃です。そんな折に発表された9か条。ふつうの感覚からすると「えーっ」という項目のだったりするので、ちょっとご紹介したいと思います。

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