堀米香奈子のカタい話もやわらかく

ヒブワクチン、10ヶ月待ちって・・・。

投稿者: | 投稿日時: 2009年12月04日 16:06

このブログではこれまで、ワクチンといえば新型インフルエンザのことばかり触れてきました。しかし我ながら気にかかりつつも、きちんと検討せずにすごしてきてしまったものがあります。ヒブワクチン。ロハス・メディカルのニュースでもちょうど1ヶ月ちょっとまえに、定期接種を求める署名提出勉強会について報じられていました。

ヒブワクチンは、ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Hib=ヒブ)による細菌性髄膜炎を予防するもの。接種は、生後2か月から5歳未満の乳幼児が対象です。

私はのんきで、もうすぐ3歳になる長男が生まれたときにはまだ国内未販売、昨年の販売時にもほぼ2歳だったこともあり、なんとなく敏感に反応・対応せずに、ここまでずるずる来てしまった感じです。それでも長男もまだ3歳、来年生まれる子供ももちろん、きちんと受けさせたいと今更ながら思っています。


ただ、問題が2つ。まず費用負担。任意接種ですから、子供2人となればかなり頭の痛いところです。そして何より、そもそもワクチンが足りていないようなのです。

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漢方とtwitter:古くて新しいハナシ ほか。

投稿者: | 投稿日時: 2009年11月30日 21:01

先日もこのブログで触れた事業仕分けによる漢方薬の保険適用外の話。特に週末近くになって署名数がぐんぐん伸びていったようで、あっという間に4万筆を上回り、後日厚労省へ提出される旨が、一昨日になって産経新聞でも報じられました。その記事が昨日になって、一時yahooニュースのトップでも取り上げられたようです。そしてついに昨日午後にはTBSニュースで長妻厚労相が、「漢方薬についても市販の物を買って保健から外しなさいと、こういうようなご指摘もあると聞いているが、そのまま受け入れるというのはなかなか難しい」と発言。この流れでいくと、漢方の保険適用外はどうにか免れそうな勢いですね。


今回は、私もそうしたように、電子署名でかなりの数が急激に集まったということのようです。それについてさらに興味深い話を聞きました。

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漢方、保険適用外は困らないの?

投稿者: | 投稿日時: 2009年11月23日 20:02

ロハス・メディカルのニュースでも報じられたとおり、行政刷新会議の事業仕分けで、ビタミン剤や湿布と並んで、「市販類似薬」に属している漢方薬を、保険の適用外にすべきという方向性がまとまってしまいました。上記ニュースで議論の流れを見ていただくとわかりますが、議論したといってよいのかもわからないくらい、簡単に採決に進んでしまったという感じです。

これについて、「漢方を保険に残して」と呼びかける署名活動も始まっています


私も早速署名しました。個人的にもこれまでに漢方薬にはたびたびお世話になっていて、信頼も安心もしています。それが保険適用外となりそうだなんて。正直、今回の事業仕分けによるこの方針にはかなり困惑しています・・・。

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新型ワクチン 打つことができましたが・・・。

投稿者: | 投稿日時: 2009年11月20日 14:20

前回の更新から少し間が開いてしまいました。その間に、私と2歳の息子は、新型インフルエンザの予防接種を相次いで受けてきました。


土曜日に息子が、そして火曜日に私が、運よく受けることができたのですが・・・。

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検診率向上は、一筋縄ではいかないですよね。

投稿者: | 投稿日時: 2009年11月14日 02:12

ちょっと前になりますが、こんな報道があり、気になっていました。

●がん検診、受診率3~4割台と低迷…内閣府調査
(2009年10月31日 読売新聞)


今日、日本人男性の2人に1人、女性でも3人1人が、一生のうちにがんにかかるといわれます。それでもがん検診の受診率は半分にも満たないのですね。しかし自分のことを考えてみても、そろそろ危険な年齢に差し掛かっているにもかかわらず、毎年積極的に各種がん検診を受けようとまでは考えていないのが本当のところ。反省しつつも自分なりに理由など、いろいろ考えてしまいました。

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たばこ税 やっぱりぐんと上げてほしいな、と。

投稿者: | 投稿日時: 2009年11月12日 17:02

政府税制調査会の場で、たばこ税を増税するか、どの程度増税するか、議論が白熱し、報道が相次いでいます。

●どうなるたばこ税・環境税…国民・産業界の影響は?
(2009年11月07日売新聞)

反対の意見の中心は、需要減を懸念する産業界と、また結果としての税収減を問題視する声で占められています。もちろんしぶとい愛煙家から文句が出るのは当然ですが・・・。


それでも長妻厚労大臣に続き、鳩山首相も「税収より健康が大事」と表明。

●たばこ税:「税収より健康」 増税検討、首相が表明
(2009年11月11日 毎日新聞)

もともと嫌煙派の私としては、ごくごく単純に、心強い一言です。そもそも、増税によってたばこからの税収が減ったとしても、国民経済にとって悪いことばかりではないだろうと思うのです。

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子供の新型ワクチン接種 決戦は土曜日?

投稿者: | 投稿日時: 2009年11月10日 16:09

今月に入り、新型インフルエンザワクチンの一般の人(優先順)への接種が、前倒し含め次々と開始されるなかで、予想されたとおりの混乱も全国各地で相次いでいるようです。


一方、わが区の発表では、1歳~未就学児の新型インフルエンザワクチン接種開始は一応11月16日からとなっているところ、長男のかかりつけ小児科では、妊婦と同じ11月9日から、接種を開始しました。とはいえ、こちらも季節性インフルワクチンを上回る予約競争となっています・・・。

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出産時の入院期間はどれくらい必要?

投稿者: | 投稿日時: 2009年11月07日 11:20

妊婦検診に行ってきました。おかげさまで胎児は順調、母体のほうも特段の異常は認められませんでした。(ただ実際のところ、腰痛があったり、食後など動悸というほどではないものの胸の辺りが息苦しかったりと、長男妊娠のときよりも体に不都合を感じています。悪阻は前回よりも早く収まったのですが・・・。体重増加はそれほど激しくないのに、そうは思えないほどのお腹の大きさ←不思議!で、それが関係しているに違いありません。)


そして今回の検診では、助産師さんから分娩や入院に関して、個別に説明・相談がありました。そこで初めて、約3年前にお世話になった病院での入院生活やそこで教わったことと、今回のクリニックでの入院生活ややり方にいろいろ違いがあることを知ったのです。

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新型予防接種、結局いつ受けられるのやら。

投稿者: | 投稿日時: 2009年11月05日 16:41

先日も書いたとおり、妊婦用として保存剤を含まない新型インフルエンザのワクチンが、産科・婦人科で今月16日から接種開始となる予定です。


私が現在通い、出産を予定している近くの産婦人科でも、祝日明けの昨日から予約受付を開始しました。予約は電話で行うこととなっており、所定の受付時間は1日のうちたった1時間です。私は昨日は電話することができなかったため今日、受付開始時刻ぴったりに電話をかけました。


ところが・・・。

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遠くて遠かったハンセン病。

投稿者: | 投稿日時: 2009年11月03日 21:57

今年は、日本でハンセン病の隔離政策が施行されて、ちょうど100年にあたるそうです。そのため、このところその関連記事が、続々と新聞に掲載されています。

●【遙か ハンセン病隔離100年】(1)忌み嫌われた病気
(10月30日 産経新聞)
●【遙か ハンセン病隔離100年】(2)差別と偏見今もなお(10月31日 産経新聞)

●ハンセン病回復者 足りない行政支援
(2009年10月24日 東京新聞)


これについて私自身は、先日乗った電車の社内広告で、「2009年度企画展『隔離の百年-公立癩(らい)療養所の誕生-』」なる展示が、12月20日まで、東村山の国立ハンセン病資料館で行われていることをたまたま知り、感慨深く思っていたところでした。と同時に、今もなお偏見や差別、そして行政支援の不足に苦しんでいる方々の存在を普段まったく意識せず、のうのうと暮らしている自分を改めて認識し、その暢気さを思わず自省してしまったのでした。

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