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ニュース〜医療の今がわかる

「医師以外の職種が発言できているか」 ─ 専門委員内定の北村氏

北村善明・日本放射技師会会長.jpg コメディカル代表として中医協の専門委員に内定した日本放射技師会の北村善明会長がチーム医療の推進に意欲を見せている。「実際の現場ではチーム医療ではなく医療チームになっている。医師以外の職種がどれだけモノが言えるか、発言できているか」と指摘、医師を含めた「メディカルスタッフ」という言葉を提言している。(新井裕充)

 院内の多職種協働により患者中心の医療を実現しようと、今年9月に発足した「チーム医療推進協議会」の第2回会合が10月28日、東京都内の日本放射技師会で開かれた。
 会合に先立ち、北村会長は記者説明会で「医療従事者全体の地位向上を図るとともに、我々1人ひとりの資質向上を図りながら、国民、患者にとってより良い医療に向けて進めていきたい」と抱負を語った。詳しくは以下の通り。

[チーム医療推進協議会代表・北村善明氏(日本放射技師会会長)]
 こんばんは。「チーム医療推進協議会」代表の日本放射線技師会会長の北村です。ご案内の通り、「病院で働く医療専門職 13団体と患者会が初めて結集!」ということで、(隣の会議室で)午後5時半から「チーム医療推進協議会」の第2回会議を開催します。それに先立って、発足の経緯を説明させていただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

 まず、協議会の発足について。近年、医療の現場では、1人の患者を多くの職種が全人的に評価してアプローチしていく「チーム医療」という概念が定着していると思っています。
 ただ、チーム医療を成功させるためには、診療現場で患者と医師をつなぐ役割、それから、闘病中の患者の心のケアをサポートする役割、これらを持つ専門的な医療職種の存在が不可欠です。

 これまで、自分たちの仕事の役割や内容が、患者さんだけでなく一般の方にあまりよく知られていないということがありました。例えば、診療放射線技師のについて言えば、レントゲン撮影をする人、機械のスイッチを押す人という認識しかないということが挙げられます。
 実際には写真を読影、読めなければ良い画像をつくることはできません。このために私たち放射線技師1人ひとりが日夜研究会に参加して、自らの資質向上に努めています。

 ほかの医療職種もすべて、そのような形で資質向上に努めていることは間違いありません。それから、私たちコメディカルの多くが「医師、歯科医師、看護師等」と、さまざまな法律に「等」ということで書かれています。「等」ということですから、一般国民にも分かっていただけないと思っています。


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