文字の大きさ

ニュース〜医療の今がわかる

中小病院の収支改善が狙い? ─ 再診料問題の嘘と虚構、光と影

■ 「誰が書いたんだか、手を挙げなさいよ!」 ─ 嘉山委員
 

[嘉山孝正委員(山形大学医学部長)]
 あの、それはね、無責任だと思いますよ。例えば、うち(山形大病院)では、うちに関する報道で、事実と異なる報道がなされた場合にはホームページにきちんと「事実と違う」ということを、証拠を付けて載せるんですよ。

 ですから、中医協として、これ(中小病院の再診料680~690円という報道)が出て......。「我々としては約束を守って情報を出していませんよ」と言ってもね、中医協としての声明をね......。この日本経済新聞の......。

 また、記名記事ではないんだけど......。日本のジャーナリストってのは記名記事を書かないんだよね。我々は顔を出して意見を言っているのに、記名記事を書かないなんてもってのほかだと思うんだけど。
 たぶん、ここ(会場)に日本経済新聞(の記者)、いると思うんだけど......。名前......、誰が書いたんだか、手を挙げなさいよ!(会場、笑い)

 ▼ 挙手なし。日経の記者は中医協を傍聴していないことが多い。たまに見掛けても、椅子の上にノートなどを置いたまま消えてしまい、終了間際に戻ってくる。朝日、毎日、読売、産経など他の全国紙の記者は会議終了後のブリーフィングも出席しているが、日経記者の姿はほとんど見掛けない。ちなみに私が地方紙の記者をしていたのは10年以上前になるが、NHKと日経に対する役所の扱いは別格だったような気がする。

 これを書いたってことはね、日本の国民に対して......、影響力が大きいですよ。日本経済新聞の影響力は大きいわけだから、笑い事ではなくて、我々の......、本当に現場の問題ですからね......。
 「中医協として、これは大変遺憾である」という声明を出すのが、国民に対する我々の責任ではないかと思います。(こうした先行報道がこれまで)何度もあったので。

[遠藤久夫会長(学習院大経済学部教授)]
 何度もありましたのでね、今後ともその辺のところを非常に注意してお願いしたいと思います。これについては、ちょっと私に預からせていただきたいと思いますけれども......。

 ▼ ここから火消しに入る。


【目次】
 P2 → 200床以上は「大病院」? ─ 日経報道
 P3 → 「佐藤君! どうなってんのかね、これ」 ─ 嘉山委員
 P4 → 「憶測記事が出ることもある」 ─ 厚労省
 P5 → 「誰が書いたんだか、手を挙げなさいよ!」 ─ 嘉山委員
 P6 → 「我々の心構え一つだと言える」 ─ 遠藤会長
 P7 → 「日経が中小病院の味方か」 ─ 鈴木委員

  • MRICメールマガジンby医療ガバナンス学会
  • 「認知症 それがどうした!」電子書籍で一部無料公開中
サイト内検索
loading ...
月別インデックス