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薬価維持特例の試行的実施に向けて (3)

8月5日の薬価専門部会.jpg 新薬の価格が一定期間下がらないようにする「薬価維持特例」を柱とする新薬の薬価改定方式について、今年度2回目となった業界ヒアリングの模様をお伝えする。(新井裕充)

【前回7月15日の薬価専門部会】
薬価維持特例の試行的実施に向けて (1)
薬価維持特例の試行的実施に向けて (2)

【前々回6月3日の同部会】
先発品企業が命運を託す「薬価維持特例」(1)―意見陳述(日薬連)
先発品企業が命運を託す「薬価維持特例」(2)―意見陳述(ファルマ等)
先発品企業が命運を託す「薬価維持特例」(3)―質疑応答

[遠藤久夫部会長(学習院大経済学部教授、中医協会長)]
 はい、それでは委員の皆様、ご着席ですので、ただ今より「第55回中央社会保険医療協議会 薬価専門部会」(8月5日)を開催する。まず委員の出欠状況についてだが、本日は全員の方がお見えになっている。

 また、前回7月15日の薬価専門部会で、日本製薬団体連合会(日薬連)が提案している特許期間中の新薬の薬価維持特例について、その必要性等について、製薬業界トップの方に再度ご説明いただくことになった。
 この件に関して、日薬連にお願いしてご都合等を伺ったところ、本日は長谷川閑史・武田薬品工業株式会社代表取締役社長および関口康・ヤンセンファーマ株式会社取締役会長のお2人にご出席をいただいている。よろしくお願いいたします。

 それでは、議事に移らせていただく。本日は「特許期間中の新薬の薬価改定方式について」を議題とする。前回の当部会において、事務局(保険局医療課)から提出された論点案などについて議論した。

 が、冒頭に述べたように、特許期間中の新薬の薬価維持特例をなぜ導入する必要があるのか、製薬業界トップの方から製薬企業の経営状況等も含めてご説明いただく必要があるのではないかということになった。
 本日ご出席の長谷川社長および関口会長から、まずご説明いただき、その後、議論に入りたいと思う。では、ご説明をよろしくお願いいたします。


 【目次】
 P2 → 「海外で稼いだ利益を日本に納税している」 ─ 長谷川氏(日薬連)
 P3 → 「日本市場の魅力が非常に落ちてきている」 ─ 関口氏(製薬協)
 P4 → 「外資系だけでは薬剤の供給体制に支障をきたすか」 ─ 中川委員(日医)
 P5 → 「外資と内資が一体となって投資・生産する時代」 ─ 北村委員(経団連)
 P6 → 「医薬品の研究開発は税制などで支援されている」 ─ 小林委員(全国健康保険協会)
 P7 → 「試してみる必要性はあるのではないか」 ─ 山本委員(日薬)
 P8 → 「効率化のメカニズムが働かないところに大きな懸念」 ─ 藤原委員(日医)
 P9 → 「維持特例ということも検討していいのではないか」 ─ 小島委員(連合)
 P10 → 「新たな医療費財源が発生する」 ─ 中川委員(日医)


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