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ニュース〜医療の今がわかる

特許切れ薬もっと安く 事業仕分け1日目(2)


 厚生労働省
「100錠梱包と1000錠梱包の単価の差が2%程度。少量梱包を供給させ続けようとすると2%は必要との判断」

 仕分け人
「市販類似品を保険外にする方向性は決まりなのか」

 厚生労働省
「私どもはそんなことは申し上げていない。今保険で使っている方々にしわ寄せが行くから国民的な議論が必要だということ」

 仕分け人
「方向性を今から決めればいい」

 仕分け人
「安く購入できるので必要以上に買ってしまって無駄にしている例も多いだろう。しかし最終的には国民の保険料に降りかかってくるのだから、今のような負担に気づかない仕組みで、1人1人に無駄遣いさせるのはやめるべき。その分を他の分野に回せばよい」

 厚生労働省
「どなたにどんな負担が行くか見極めながら慎重な議論が必要だ」

 仕分け人
「利用している人が大事なのか? 国民全体が大事ではないのか」

 厚生労働省
「両方大事」

 仕分け人
「治療に必要だから保険で、と言うけれど、ビタミン剤もそうなのか」

 梶川
「パブリックサービスだから利害調整が必要になる。まずは公的医療の範囲をどういうポリシーでやっているのか訊きたい。医療サービスは今後伸びていかないといけない産業だが、どこをプライベートでやるのかも考える必要がある。どなたの負担が大きいかを考えるのは、その次だ」

 厚生労働省
「シンプルに申し上げると、明確に病気と思われるもの以外には保険からは支払われない」

 梶川
「その時に処方されたものが不可欠かどうかはどう判断するのか」

 厚生労働省
「一見すると予防や気分の問題のようなものでも、状況に応じて不可欠なものになる」

 長
「漢方薬を外すのは反対」

 枝野
「では集計結果を。まず特許切れ先発薬の薬価に関しては、後発薬の水準まで下げるというのに賛成というのが15人中13人。チームとしてこの方向で。ただし具体的には、保険適用の範囲をジェネリックの価格にするのか、一般名処方で後発薬を増やすように先発薬を下げるのかは一方に決め打ちしないで、トータルに薬価を大幅に削るというコンセンサスが得られた。医療材料の内外価格差に関しては12人が賛成したが、しかしこの会としてあまり議論したとは言えない。2%上乗せは8人賛成。半分ちょっとだし議論の時間も短かった。市販品類似薬に関しては11人が賛成だが、どの範囲を適用外にというのは議論できていないので、対象については十分な議論が必要との整理にしたい」

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