AED(自動体外式除細動機)の普及が進み、街中で倒れても助かる例が増えたかのように見える。だが実際に救命に結びついた例は多くないことが分かってきた。何が課題なのか考えさせる発表が2件相次いだので、ご紹介する。(川口恭)
民主党の足立信也参院議員(医療再建議員懇談会事務局長)は10日、国と都道府県に設置を検討している「地域医療推進機構(仮称)」について、「7-8年計画」で地域医療の協議体の機能も吸収していくと解説した。
民主党の足立信也参院議員(医療再建議員懇談会事務局長)は10日、病院関係者、医師会、保険医協会、住民代表、行政関係者、学識経験者などから成り、地域医療について考える「協議体」を都道府県に新設すると述べた。(熊田梨恵)
民主党の足立信也参院議員(医療再建議員懇談会事務局長)は10日、国と各都道府県に設置を検討している「地域医療推進機構(仮称)」について、将来的には都道府県の機構が地域の公立病院の運営も担っていくと解説した。(熊田梨恵)
民主党の鈴木寛政調副会長は11日、今年度の補正予算の未執行分について、「政権を取ったら一回留保して、一斉に精査する」と述べ、10月に召集される臨時国会までには見通しが立つとの見解を示した。(熊田梨恵)
民主党の鈴木寛政調副会長は11日、新型インフルエンザワクチン輸入に関する海外企業との交渉で問題となった免責や補償に関連し、今後無過失補償制度について検討していく必要があるとの見解を示した。(熊田梨恵)
民主党の鈴木寛政調副会長は11日、新型インフルエンザワクチンの輸入に見通しが立ったことについて「国産であれ輸入であれできるだけ多く早く、ワクチンが確保されることは望ましいこと」と評価した上で、厚労省の対応は遅かったとの見方を示した。(熊田梨恵)
民主党の鈴木寛政調副会長は11日、民主、社民、国民新の3党が9日にまとめた連立政権合意書の内容について、「中身自体は妥当なものと思う」と感想を述べた。(熊田梨恵)
全国医学部長病院長会議が11日、新政権に対する要望として、旧政府に対して要望してきた事柄を9項目にとりまとめた形で発表した。「特に新しい項目はない」(小川彰会長)と言いつつも、省令見直しが行われたばかりの医師臨床研修制度なども含め医師教育の抜本的改革を求める内容になっている。(川口恭)
社民党の阿部知子衆院議員(党政策審議会会長)は10日、今後の医療政策を充実させていくため、「この政権交代をバネに、最も必要なのは国民運動の展開。医療者は恐れずに何が高くて何が安いのか、国民に分かってもらわないといけない」と、医療に関する情報公開が必要と主張した。(熊田梨恵)
社会保険庁の解体に伴い先行きが不透明になっている厚生年金病院と社会保険病院を存続させるため、民主党の足立信也参院議員(医療再建議員懇談会事務局長)は10日、現在の病院運営を担う全国社会保険協会連合会(全社連)や厚生年金事業振興団(厚生団)に代わる「地域医療推進機構(仮称)」を設置する法案を超党派の議員立法で提出する方針を固めた。(熊田梨恵)
国立大のNICU(新生児集中治療管理室)病床数を増床してNICU未設置の大学をなくすなどの内容を盛り込んだ「周産期医療体制整備計画」が今年度から始まることに伴い、不足が深刻な新生児科医の大学への引き上げが懸念されている問題で、増床予定と報道された24校のうち22校で医師の"引き上げ"はなかったことが、阪大医学部小児科の和田和子講師の調べで分かった。(熊田梨恵)
診療報酬の包括払いを推進する民主党の政策を追い風に、厚生労働省は包括払いの拡大に向けて一歩踏み出した。(新井裕充)
民主党の鈴木寛政調副会長は9日、新型インフルエンザワクチンの輸入に否定的な情報や見解が厚生労働省や傘下組織の職員から相次いで出されていることに対して「国産向けに確保した予算を横取りされると心配しているのだろう。民主党は輸入費用に予備費をあてるので横取りにはならない。タメにする情報は出さないでほしい」と述べた。(川口恭)
民主党の鈴木寛政調副会長は9日、この日の『インフルエンザワクチン接種に関する意見交換会』で、田代真人委員から「10mlバイアルを使って1回接種にすればワクチン輸入は要らない可能性がある」との意見が出たことについて、「科学的に妥当か検討する必要があるし、たとえそれが正しくても、だからワクチン輸入をやめるという話にはならない」と述べた。(川口恭)
民主党の蓮舫政調副会長が傍聴して「聴いてない」と息巻いた9日のワクチン意見交換会。その概要は以下の通り。
民主党の足立信也政調副会長は8日、海外企業が新型インフルエンザワクチン輸入に関し、不利益が起こった場合に日本側が補償するよう求めていることについて、厚労省は補償額に上限を定めて対応しようとしているとして、「補償額が低い」事を理由に民事訴訟を起こされる流れができると懸念を示した。(熊田梨恵)