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ニュース〜医療の今がわかる

【緊急】佐藤章福島県立医大名誉教授追悼 村重直子の眼  湯地晃一郎・東大医科研助教


村重
「全国の妊婦さんやご家族を支えたいということは、長年、佐藤先生が念願なさっていたとうかがっております。それが実りつつある段階でお亡くなりになられたことは本当に残念ではありますが、でもこうして先生方にきちんと理念も活動も受け継がれていますから、益々発展していくといいですね。会の活動をもう少し詳しく教えていただけますか」

湯地
「2006年2月に福島県立大野病院の産婦人科医師が逮捕されたという報を受けて有志が急きょ署名活動を開始しました。私たちは、その時に事務局をしました。当方はホームページ(周産期医療の崩壊をくい止める会)を作成し、署名広報活動を行ないました。当時の署名募集は、電子メールと署名用紙で行っておりまして、ファックスで受け取ったり、メールの住所と氏名を抽出してエクセルのスプレッドシートに入力するという作業をやっていたのですが、日中の仕事が終わった後に夜な夜な手作業で、連日終わるのが午前3時や4時という入力作業を行い、疲弊しました」

村重
「患者さんを診ながら、お医者さんたちが夜中に手作業でやっていたのですね」

湯地
「ええ、集計作業は本当に大変でした。その後2008年8月に無罪判決が出た時に、控訴取りやめ要望の署名活動を行ったのですが、この時は電子署名という手法を構築いたしまして、劇的に楽になりました」

村重
「先生がソフトを作られたということですか」

湯地
「署名入力フォームを作成しました。これは"google spreadsheet"という無料サービスを利用し、入力フォームから送信された情報がそのままスプレッドシートにソートされるというものです。webページから氏名と住所と入力していただくと何もしなくても、署名のシートが更新されるという仕組みを構築したので、夜な夜な入力しなくてもよくなり、日々パソコンでチェックするだけとなったため大変楽になりました。この経験が後々の色々な署名活動に生かされました」

村重
「と言いますと、どんなテーマで署名活動をされてきたんですか」

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