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ニュース〜医療の今がわかる

がん治療の救世主となるか、「ホウ素中性子捕捉療法」

■ 「バラバラを横つなぎにした第一歩の研究成果」 ─ 嘉山理事長
 

[加藤雅志・国立がん研究センター企画戦略室副室長]
 (共同研究契約の調印、質疑応答を終えて)最後に、嘉山理事長より一言お願いいたします。

[嘉山孝正・国立がん研究センター理事長]
 昨年の4月に独立行政法人になって、従来のようにお国からお金をもらって......というのではなく、国民の前にきちんと形にする。医師、研究者、あるいは看護師にとっても事務官にとっても、今日は第一歩ができたのではないかなと思っています。

 今まで内部のいろんなガバナンスをつくってまいりましたが、今までの国立がん研究センターの歴史的なものも蓄積した上で、今日の発表、(契約)締結ができたのではないかと思っています。

 今堀社長とは長年の付き合いがありまして、国立がん研究センターを選んでいただきました。(加速器)全部が日本の技術ではありませんが、今はマルチファクトリアルの時代です。

 例えば、「ipod」にしても日本の技術が入ったり、韓国の技術、アメリカの技術が入ったりしています。全部が日本製ではないですが、完成した形としてはこの会社が全部取りまとめています。

 従って、放射線機械で、「ipod」を日本製品にしちゃったように考えていただいて結構です。(CICS社が)国立がん研究センターと組んで......。それから、(経済産業省所管の独立行政法人)「NEDO」(新エネルギー・産業技術総合開発機構)も使っています。

 そういう意味で、今までの縦の研究を横に貫いた研究の成果が出てきたとご理解願いたい。我々は、そういうことをこれからどんどん......。

 行政で言えば、今までバラバラだったものを横つなぎにした第一歩の研究成果だという風にご理解願えればと思っています。本日はどうもありがとうございました。(以下略)

 
 (この記事へのコメントはこちら
 


【目次】
 P2 → 「標準的医療ではなく先進医療をやる」 ─ 嘉山理事長
 P3 → 「世界初、日本初をがんの領域で行う」 ─ 嘉山理事長
 P4 → 「病院設置型、加速器、BNCTで世界初」 ─ 伊丹科長
 P5 → 「ホウ素を集積したがん細胞だけ死滅」 ─ 伊丹科長
 P6 → 「病院設置型加速器の最先端として確立したい」 ─ 伊丹科長
 P7 → 「我が国初の技術として世界の市場に」 ─ 伊丹科長
 P8 → 「対象はホウ素が集積する悪性腫瘍」 ─ 伊丹科長
 P9 → 「国立がん研究センター以外ではできない」 ─ 伊丹科長
 P10 → 「バラバラを横つなぎにした第一歩の研究成果」 ─ 嘉山理事長

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