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ニュース〜医療の今がわかる

大学病院は限界 1127中医協・嘉山委員発表


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 一番最新のOECDヘルスデータが出てきて、それでもやっぱり個別の医療に関して全部「A」。トータルでも日本は依然として1位。つまり現時点の医療レベルでも、足立政務官は「2000年に戻りたい」と言ったけれど、現在でも現場では世界1位。アメリカは16位。従ってアメリカの医療をマネする必要は全然ない。技術的にも負けるつもりはない。

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 大学病院、特定機能病院が何をしているかというと難易度の高い医療をやっている。大学病院以外と比べると大学病院の方が圧倒的に難しい医療をやっている。

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 EとかDとかいうのは難易度の高い治療。こうしてみると、国立大学病院、DPC対象病院、DPC試行病院、DPC協力病院の順で難しいものをやっている。つまり手間のかかる医療を最後の砦として行っていることは統計学的にも明らか。

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 たとえば生体部分肝移植はこういう割合。肝門部手術も非常に難しく、やはり特定機能病院が多くを占めている。

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 お金の話を少しすると、これは話題のNICU。これまで中医協で一度も大学が守られたことがないので、1病院あたり年間4896万円の赤字になっている。つまり難しい医療を大学病院が赤字覚悟で背負っているということが見えてくる。

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