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ニュース〜医療の今がわかる

整形外科医の年収で食い違う主張 財務省「4200万」、学会「583万」

  
7.JPG7ページ。医科診療所別一施設当たり医療費の推移です。平成14年に大きい改定がありまして再診療やリハビリ点数に逓減性が出されまして、5回目から医療費を半額にするという乱暴な改革が行われたために平成14年に整形外科は大きく下がっています。平成20年までに下がってきているのですが、平成13年(時点で)の一施設当たり医療費にもまだ戻っていません。98%ということで、平成13年までにも一施設当たり医療費が戻っていない現状でございます。
 
 
8ページ。医科診療所一日当たりの医療費です。整形外科も皮膚科、耳鼻科とかもそうですが、1日当たり医療費が非常に安くて、再診回数は多いと。「薄利多売」とよく言われますが、そういう科の特徴があるということをご承知ください。
  
8.JPG今回の事業仕分けと比べるために「TKC医業経営指標」に基づく動態分析の概要がございます。全国の税理士や公認会計士の団体で作っているネットワークで、定点調査で客体数が多いということで信頼性のおけるデータです。これと事業仕分けのデータを比べてみます。個人無床診療所の税引き前当期利益。これは実調(厚労省の医療経済実態調査)の損益差額と同じと考えて頂ければいいと思います。
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