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入院、外来、在宅医療について(総論) ─ 質疑応答

■ [診療側] 改革シナリオ等
 

[安達秀樹委員(京都府医師会副会長)]
 あのー、大体、皆さんのご意見が出尽くしたと思って申し上げるのですけれども、まずは、あのー、中医協の歴史の中で、担当される事務局がこれだけ総括的なまとめをして、しかも、あのー、25年ぐらい......、2025年ぐらいまでの長期的な方向性を出そうとする、そういうものが出てきたということに関しては、委員として敬意を表したいと思います。

 これが出てきた背景は、やはり「社会保障と税の一体改革成案」の影響が大きくあるんだろうとは思いますけれども、これまでの改定を見てくると、改定のたんびに担当課長はお替わりになり、その中で担当課長が重点的に視線を注がれる場所が変わり、その中で診療報酬が、あっちが上がり、こっちが下がりということを繰り返してきて、総枠総額がある中で、ある意味限界的な状況に今、診療報酬そのものがなっている。

 そういうことを考えますと、これが出て、これだけ皆さまのご意見があって、さらに、これが改変されて充実されていく。さらに、これは総論ですから各論が出てくると思うんです。各論の部分では、我々がさっき嘉山委員も申し上げたように、我々が提示した資料も取り上げていただきたいという意見もまた申し上げますけども。

 いずれにしても、これだけ議論をして、こういうものを改善しながら充実させていくということなのであれば、あのー、医療機関にとっても、国民の立場にとっても、支払者側にとっても、全部そうでしょうが、ある意味、政策の一貫性という言葉がきっちり担保されるべきなのではないかと。

 そういう意味で、この資料をたたき台にして我々が修正していく。このデータは非常に重要な意味を持つのではないかと思うんです。あのー、各論も含めて議論をし尽くした上で、最終的なものができあがれば、閣議決定じゃないですけど、何からの形でこれにアンカーを打ってください。

 その打ち方は色々あるでしょう。けれども、これに、要するに、錨を下ろしてください。つまり、何を申し上げているかと言うと、例えば次の改定、次の次の改定は別の課長がおやりになるとしても、そこで、新たな目玉はつくらなくても、この議論の上で重要と思われることをさらに進化させて訂正を加えながらやっていく。

 そういうことが、逆に言うと将来にもちゃんと評価されるように、ということも含めて、医療政策の重要な部分ではないかと思いますんで、議論をし尽くした暁には、修正版、最終できあがりのものについて、中医協としては、これを申し送りとして重石を付ける、ちゃんと。錨を打ち込むということをやるべきなのではないか。

 ▼ 辻副大臣は腕組みをしながら天井を見上げている。

 併せて言えば、中医協は今、与えられた枠の中での配分議論ですから、その基本方針は社会保障審議会の医療部会と医療保険部会で出てくるわけですので、そちらとも一体になって、そういう基本的な方向が、ある程度長期的に出るべき時期なのではないか。

 そういうご提案を申し上げますけれども、いかかでしょうか。

[森田朗会長(東京大大学院法学政治学研究科教授)]
 はい、あの、ただ今、安達委員のほうからご提案がございましたけれども、何か、それについてご意見ございますでしょうか。
 (支払側の白川委員が挙手)

 はい、白川委員どうぞ。
 

【目次】
 P2 → [診療側] 地域特性への配慮
 P3 → [診療側] 「地域に密着した病床」の意味
 P4 → [支払側] 一般病棟の長期入院等
 P5 → [診療側] 改革シナリオ等
 P6 → [支払側] 一般病棟の長期入院等
 P7 → [診療側] 改革シナリオ等
 P8 → [支払側] 「地域一般病床」の算定根拠等
 P9 → [支払側] 一般病棟の長期入院等
 P10 → [公益側] 中医協の審議範囲等
 P11 → [診療側] 改革シナリオ等
 P12 → [厚労省] 「具体的なご質問にだけお答えしたい」
 P13 → [診療側] 療養病床の削減方針
 P14 → [厚労省] 「亜急性期に3つが混在している」
 P15 → [診療側] 在宅療養支援診療所等
 P16 → [診療側] 「地域に密着した病床」等
 P17 → [支払側] 診療科別の医師数等
 P18 → [公益側] 診療計画の公表等
 P19 → [診療側] 改革シナリオ等
 P20 → [支払側] 改革シナリオ等
 P21 → [診療側] 診療報酬改定の重点課題
 P22 → [診療側] 改革シナリオ等
 P23 → [厚労省] 「先を見越した課題に取り組んでいく」


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