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進まぬ後発品、大学病院にも原因?

■ 「平均在院日数が短くなれば大変忙しくなる」―日看協
 

[坂本すが委員(日本看護協会副会長)]
 ちょっとお聞きしたい。他病棟に転棟しているということだが、「他病棟」とは、例えばICUとか、重症とか軽症などの分類はしているのか。それが1つ。

坂本すが委員(左).jpg それから平均在院日数の問題が出たが、平均在院日数が短くなれば働いている人たちは大変忙しくなると思う。(入院期間が)長い患者さんのときの方が、私の経験からは忙しくなかった。

 しかし、短くなると忙しくなる。職員の増減について、先生のお考えもしくはデータがあるかどうか。それに関連して、看護(配置基準)の「7対1」や「10対1」などの比率はどうか。

 それから最後に、化学療法の患者さんも外来に移行することがDPC(病院)では大変多いが、それに対して、(医療)提供システムの変化はあったのかどうか、議論したのか、それとも何かデータはあるか。

[遠藤委員長]
 分科会長、お願いいたします。

[西岡分科会長]
 「他病棟への転棟」というのは、最初の調査(DPC導入の影響評価に関する調査)のことだろうか? 「再転棟」の話fだろうか?

[坂本委員]
 例えば、「病棟」というのは、1つの病棟から違う病棟に行っただけなのか、それともどういう病棟に行ったのか......。

[西岡分科会長]
 それは、「再入院の調査」。「再転棟」は、急性期の病棟から、亜急性期、慢性期(の病棟)、あるいは精神科の病棟に移ることで、急性期(病棟から急性期病棟への転棟)は別個に扱っている。急性期から慢性期の病棟、あるいは精神病棟に移って、また急性期に戻ってくる場合が対象。

 それから職員の増減については、DPC評価分科会では特に調査していない。むしろ、職員の配置については、「新たな機能評価係数」を付けてほしいという要望が(嶋森好子委員から)出ている。

 また、「7対1」や「10対1」(の配置で)十分かという点だが、「10対1」以上の配置をしている病院をDPC病院にするという決まりの下で動いている。それが十分か、経済的に合うのかどうかは基本問題小委員会でご検討いただきたい。

 それから化学療法は、かつては入院して行うのが主体だった。ところが現在の医学の流れとしては、患者さんの負担が少ない形で化学療法を繰り返す方向に変わってきた。外来化学療法へと徐々に移行している。1回目の化学療法については、何が起こるか分からないので、ほとんどの施設は入院で行っている。あるいは、1~3回までは入院で行っている。それで安定した患者さんは、外来化学療法に移る傾向がある。

[遠藤委員長]
 ありがとうございます。よろしいだろうか?

[坂本委員]
 病院サイドからすればそうなっていくんだろうが、化学療法を受けている患者さんの苦痛、不安がある。それをサポートするシステムは議論したのか。それとも、データ的に加算されたり、そういったものはあるのか。

[西岡分科会長]
 「加算していただければありがたい」と皆さん、思っているところだろう。むしろ、この基本問題小委員会で「加算しろ」と言っていただければ、われわれは非常にありがたい。実際、各施設では患者さんの負担がかからないように、非常に努力を重ねている。

[遠藤委員長]
 ありがとうございます。では、山本委員どうぞ。

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