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「病院医療従事者の負担軽減について」 ─ 委員の発言

■ 看護職の交代制勤務等(診療側委員)
 

[嘉山孝正委員(国立がん研究センター理事長)]
 それから看護師さんはですね、これはもう25番のスライドで、これはひじょーーに古いスライドで、もはやもう時代に合わないスライドなんですね、これ。

【スライド25】
病院医療従事者の負担軽減025.jpg 2007年ということはですね、たぶん2005年とか......、もう今、06年、07年と言ったらもう、女性の意識が全然変わってますから、それから勤務実態が変わってますからね。

 これ、日本看護協会がやったって出てますけど、これで一番の潜在看護師の(離職)原因としては、「勤務時間が長い、超過勤務が長い」って書いてありますけど、この場合の「勤務時間が長い」っていうのは実はDPCの影響で......。

 患者数がすごく、在院期間が短くなったので1日の業務内容がすごく増えちゃったんですよ。入退院がすごく多い。看護師さんの業務は例えばまあ、ケアをするということは変わらなくても、その後のですね、書類の申し送りだとか、そういうので......。

 例えば、日勤ですと本来5時に終わるべきのやつが8時になっちゃうとか、そういうのでこれ長いんですよねー。

 それでまあ、ですからこれはちょっとあの......、で、「勤務時間が長いからイヤだよ」ということじゃなくて、「その後の超過勤務が長いからヤだ」ってことがこれ大きいんですよ。看護師さん、現場から聴くとですね。

 ですから、こういうデータをちょっと......、今ごろ出してきて、あの......、これから調べるってのは僕、ちょっと実態から離れているんじゃないかと思うんですね。

 であと、2交代をですね......、がんセンター、私が行ってから2交代を導入したんですが、それまで......、ここに潜在看護師のパーセンテージ書いてありますけど......。

 私が行くまではですね、看護師さんの離職がですね、18%。で、2交代制にしたらば......、今、一番少ないところではこの1年で4%に落ちました、18から。

 それだけ看護師さんがやる気になったんですね。で、一番悪いところでも9%で、半分に離職率が落ちてますから、看護師さん、現場の看護師さんから見るとですね、2交代制はひじょーにいいんですね。

 でまあ、あの......、例えばですね、3交代制は......、ただし、それは都会の場合のようです。えーと、私が前にいた前任地の山形ではですね、いまだに3交代制が普通にやってて、そこであの......。

 まあ、女性のたぶん......、女性って言うか、看護師さんのですね、ライフスタイルが違うんじゃないかと思うんですね。2交代制にしますとですね、例えばこうです。

 えーと、4月の20日の午後の4時から来て、21日の9時......、つまり翌日の9時半に終わるんですね。ほとんど朝、終わるんですよ。そして、そっから休みになります。22休み。23休み。ということはですね、20......、11時に......、まあ、成田に行ってですね......、グアムの旅行ができちゃうんですよ、普通の夏休みじゃなくても。

 こういうライフスタイルを今の若い人が好むので、2交代制をひじょーに要求するんですね、若い看護師さんが。それで離職しないと。

 「3交代だったら辞めます」と言う人がかなり......、離職がかなり良くなってるんですよ。これはもう、今の若い人の......。ですから、もちろん坂本すが先生(日看協副会長)もお若いので......。(委員ら、笑い)

 こういうライフスタイルはお分かりだと思うんですが、あの......。調べるときにですね、調査するときに、現場の若い人に満足度をきいていただかないと......。

 看護協会のデータだけでやってしまうと非常に混乱、現場と乖離する可能性があるんで、現場の名もない看護師さんにきくというアンケートを取らないと実態が出ないと思うんです。その辺はあの......。

 これはそういう意味で今回、項目も......、(スライド)最初の表示の所に、検討項目は必要に応じて追加したり変更するって書いてありますので、実態を表すのであれば私はそういうことをお願いしたいというふうに思います。(発言が終わると同時に坂本委員が発声して挙手)

[坂本すが委員(日本看護協会副会長)]
 はい! (会場、笑い)

[森田朗会長(東京大大学院法学政治学研究科教授)]
 (笑いながら)あの、お待たせしました、それじゃ坂本先生。

[嘉山孝正委員(国立がん研究センター理事長)]
 (笑いながら)まだ、まだ先生......。

[森田朗会長(東京大大学院法学政治学研究科教授)]
 (笑いながら)あ、まだ......。
 

【目次】
 P2 → 病棟薬剤師の業務等 (診療側・支払側委員)
 P3 → 医師の処方権等 (診療側委員)
 P4 → 看護師の業務範囲等 (診療側委員)
 P5 → 「社会保障国民会議」の意義 (診療側委員)
 P6 → 看護職の交代制勤務 (診療側委員)
 P7 → 外来医療の役割分担等 (診療側委員)
 P8 → 病棟薬剤師の役割 (診療側委員)
 P9 → 介護福祉士の評価等 (診療側委員)
 P10 → 病棟薬剤師の業務等 (診療側委員)
 P11 → 看護職の交代制勤務等 (診療側委員)
 P12 → がんの地域連携等 (診療側委員)
 P13 → 看護職の交代制勤務等 (専門委員等)
 P14 → 地域連携の評価等 (診療側委員)
 P15 → 議事運営等 (公益委員)
 P16 → 外来医療の役割分担等 (支払側委員)
 P17 → 外来医療の役割分担等 (支払側委員)
 P18 → 介護福祉士の評価 (診療側委員)
 P19 → 議事運営等 (公益委員)


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