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ニュース〜医療の今がわかる

後期研修班会議1

4人の紹介が終わったところで大臣退席。

土屋
「冒頭に私から背景の説明を。(中略)わが国における後期研修の在り方として、どのような仕組みを考えたらよいのか。できれば年内にアウトラインを示して、来年度には具体化に向けたステップを考えられれば。班会議であって、ここで出たらすぐ政策になるというものではないので、ぜひ忌憚なくいろいろな形を考えていきたい。

議論をオープンにすることも大切で、議事の模様はすべて公開するし、テレビカメラにも入ってもらって全部記録してもらう。uminにこの班会議のホームページを立ち上げて随時各界からの意見をいただくこともする。特に秘密にするようなこともないので、よろしいか。国民の皆さんに会議と同時進行的にその内容を知っていただいて、そのうえで議論したい。

(略)国民の税金を使って運営されるものなので、厳格に執行をお願いする。(略)皆さん専門家として出席されているので、専門性は高いと思うのだけれど、背中に背負ったものの利益代表的な発言は控えていただいて、わが国全体のため、国民のために明日の医師を育てるには何が必要かという観点でご発言いただきたい。当面の医師育成は厚労省が取り組んでいる。我々は明日の医師をどう育てるのか考えるのがミッションだ。

なお陰で私がこのような班会議の班長にはふさわしくないのでないかということを言う人もいるやに聞く。たしかに新聞報道などもされている通り、麻酔医が不足して手術が7割ぐらいしかできていない。自分の足元がグラついていて、よそのことを議論している場合かという意見だと承知している。しかしながら6月の日本麻酔科学会の折に窮状を訴えて御協力をお願いしたところ、学会を挙げてご支援いただけるということになり、10月には某大学の助教授が職をなげうって手術部長として赴任してくださることになった。ここにもいらっしゃる山田先生と横浜市立大の後藤先生の御尽力の賜で、その後来年4月には今まで通りか、むしろ今まで以上に手術を行えるようになる。そこまで見通しがついたので、お引受けしてよかろうと判断した。わたしどもは後期研修医としてチーフレジデントを各学年30人で3年間、さらにその後でがん専門修練医を各学年20人の2年間、全部で130人を育てている。各大学にできる臨床腫瘍教室の教授はほとんどが私どもの病院の出身者だし、外科系でも多数の教授が生まれている。私がということでなく、国立がんセンター中央病院の院長がこの仕事をするには適任と自負している。

国民がどのような医師を期待していて、どの分野に何人の医師が必要なのか検討するには、専門家だけでやっていていいのかという意見は当然あり、広く国民から意見を聴く機会を設けたい。特に日程を設定してということではなく、ホームページ上でいつでも意見が届く形にしたい。

それから報道の皆さんにお願いをしたい。報道は編集次第でいかようにもなるので、ぜひとも建設的・紳士的にお願いしたい。内容をチェックさせろなどとケチなことを言うつもりはない。真意が伝わるような報道をしていただければと思う」

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